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麻しん(はしか)が全国の大学生の間で大流行し、休校が相次いでいます。また、児童への感染拡大を防ぐため、免疫のない教育実習生の受け入れを拒否したり、実習自体の延期を余儀なくされるケースも出てきています。麻しん予防には予防接種が有効で、より予防の効果を高めるためには2回接種が必要です。
⇒MRワクチンで麻しん・風しん予防
このページでは、少子化への具体的な取組みやお役立ち情報など最新のニュースを公開しています。
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歯の衛生週間(4―10日)にちなみ、虫歯予防や歯科衛生を啓発するイベントが仙台市内などで開かれています。宮城県内の乳幼児の虫歯は、全国と比較しても各年代で多い。仙台歯科医師会などは「この機会に、歯や口の健康に対する関心を高めてほしい」と呼び掛けています。
宮城・仙台口腔(こうくう)保健センター(青葉区)で2日にあった「歯の衛生週間・市民のつどい」。歯科医による相談窓口や、検査薬で歯周病や虫歯を調べるコーナーが設けられ、大勢の家族連れが訪れました。
歯の状態などを小型カメラで映し出すコーナーもあり、実際に自分の口の中をのぞいた青葉区の保育園児氏家剛毅ちゃん(5つ)は「虫歯の治療跡が見えただけで、きれいだった」とうれしそうに話しました。
厚生労働省の2005年度の調査によると、1歳6カ月児の虫歯は全国平均で一人0.09本。県内は0.13本と、北海道、福島県などと並び、都道府県別で9番目に多かった。3歳児も一人1.93本と全国平均(1.14本)を上回り、6番目です。
こうした実態に、宮城県内の各歯科医師会は衛生週間に合わせ、多彩な事業を行います。仙台市では8日午後1時から宮城・仙台口腔保健センターで、歯科医が無料相談に応じます。
多賀城市文化センターでは8日午後6時から、「歯と健康の集い」が開かれ、県立こども病院歯科口腔外科の長坂浩部長が「歯とお口のケガに対する歯科口腔外科治療」と題して講演します。
仙台歯科医師会の村上正博副会長は「県内では近年、フッ化物の水溶液でうがいする『フッ化物洗口』に取り組む幼稚園や保育所が増えているが、歯周病や虫歯予防への意識はまだ低い。定期的な検診や口腔ケアの重要性にも気付いてほしい」と話しています。(河北新報社)
習志野市は8月から、経済的援助が必要な父子家庭への支援手当制度を拡充することになりました。母子家庭を対象とした国の児童扶養手当制度に準じ、18歳未満の子どもがいる父子家庭に最大で月額4万1720円を支給します。父子家庭が母子家庭とほぼ同様の支援を受けられるのは、県内では野田市に続いて2例目。
社会全体で離婚率が高まるなか、国の支援制度がない父子家庭へも支援を拡大し、経済的に厳しい家庭の生活安定と自立促進に寄与するのが狙い。
習志野市によると、受給できるのは18歳未満の子どもがいて、同市に1年以上居住する父子家庭。年収は約130万円から約365万円までで、収入に応じて子ども1人につき月9850〜4万1720円が支給されます。同市では79年から父子家庭への支援制度を実施しているが、これまでの支給額は16歳未満の児童1人につき月3000円。額が少ないこともあって申請者が少なかった。
申請の受け付けは7月2日から。村山源司・子ども部長は「一人親家庭への支援という観点から、母子家庭だけではなく父子家庭へも支援を拡大することで、子どもの健やかな成長を促したい」と話しています。問い合わせは子育て支援課(電話047・453・9203)。(毎日新聞:袴田貴行)
都内を中心に若年層に流行しているはしか対策として、足立区が新たにワクチンの無料接種実施を決めました。対象はワクチン未接種で、はしかの感染経験がない中学生以下(定期予防接種対象者を除く)。期間は11日から7月末まで。小中学生は各学校で、幼児は直接、区内の指定医療機関で申し込みます。また、中学生以上を対象に、体内のはしかウイルスの抗体を調べる抗体価測定を1回600円で受け付けています。申し込みは各保健総合センターで。問い合わせは足立保健所健康推進課(03・3880・5892)へ。(毎日新聞:杉本修作)
家事や子育てを分担し助け合う夫婦は、そうでない夫婦より生活の質(QOL)が高いことが、民間シンクタンク「ベネッセ次世代育成研究所」の調査で分かりました。また仕事と家庭のバランスの満足度は、妻より夫の方が低いことも分かりました。
妻はニコニコ、夫はそこそこ
調査は昨年11月、第1子を妊娠中(妊娠期)および0〜2歳の第1子を持つ(育児期)妻と夫を対象に郵送で実施。計約4500人の回答を分析しました。
それぞれ仕事を持つ夫婦に家庭と仕事のバランスについて尋ねたところ、妻は妊娠期で64.7%、育児期で55.7%が「満足」「やや満足」と答えたのに対し、夫は妊娠期54.7%、育児期50.3%で、夫の方が満足度が低い結果に。
身体的、精神的、社会的に良好な状態を示す「QOL指数」も一貫して夫の方が低く、子供が2歳の場合に妻が3.40なのに対し夫は3.29と、最も差が大きくなりました。
家事や育児を分担し助け合っている妻・夫は、妊娠期、育児期とも、そうでない妻・夫より0.19〜0.26ポイントの差でQOLが高かった。また、「親としてそれなりにうまくやれている」と感じる割合も高くなりました。
妊娠期の夫の34.6%が育児休暇を取りたいと考えているが、実際に取得できた育児期の夫は1.0%だけでした。
同研究所は「柔軟な働き方ができるようにし、夫婦が助け合って家事や子育てできる環境をつくることが必要」としています。(産経新聞)
赤ちゃんを抱っこするのに「スリング」を使う人が増えています。輪になった幅広の布を斜め掛けにして使うもので、「肩が凝らない」「子どもが泣きやむ」などの評判が口コミで広がりました。
ただ、使い方によっては子どもが股関節脱臼(こかんせつだっきゅう)になる心配もあるので、事前に正しい使用方法を学んでおきたいもの。
赤ちゃん連れの母親が集まる東京都世田谷区の「コミュニティカフェ ぶりっじ」では、よく“スリング談議”に花が咲きます。愛用者の一人、長尾梢さん(29)は、生後2か月の栞(しおり)ちゃんを抱っこするのにいつもスリングを使っています。「疲れにくいし、ぐずってもすぐ泣きやむので重宝しています」と長尾さん。ただ、最初は使い方が分からず、新生児訪問の際に保健師に教えてもらったという。別の母親も、「先輩ママに教えてもらうまでは、子どもが落ちそうで手で必死に押さえて、肩が凝った」と話します。
スリングメーカーの一つ、「北極しろくま堂」(静岡市)では店頭で使い方を教えています。自由が丘店(東京都世田谷区)店長の柏倉美奈子さんは「赤ちゃんを素手で抱っこした状態を布でとめるとイメージして」とアドバイスします。赤ちゃんのお尻が、抱く人のへそより上に来るようにするのがポイント。赤ちゃんの頭が抱く人の顔のすぐそばに来ます。体が密着して安定感があるそうです。また、しっかり抱くには、抱く人の体に合ったサイズのスリングを選ぶことも大切。
動作で股関節脱臼に注意
仙台赤十字病院第一整形外科部長の北純さん(日本小児股関節研究会会長)は「スリングを使う際、股関節脱臼にならないよう注意して」と呼びかけています。生後1か月以降に使用するのが望ましく、4か月までは赤ちゃんの股関節を左右に開いてひざを曲げ、縦抱きにし、スリングを使います。関節は自由に動かせるようにし、首が据わるまでは首の後ろに手を添えます。また、商品を選ぶ際や手作りする場合に、リングや布は割れたり破れたりしないしっかりした素材を選びましょう。
NPO法人「せたがや子育てネット」代表の松田妙子さんは、「購入先や使い方を熟知している先輩ママに教えてもらって、上手に活用を」と話します。最近は子育て支援施設での講習会や愛用者による交流会も開催されています。ただ、「慣れてくると、便利なあまり、知らず知らずのうちに危険な動作をしていることもあるので気を引き締めて」と松田さんは指摘します。「両手を離しても大丈夫」と過信して、赤ちゃんをスリングで抱っこしたまま台所で料理をする人や前かがみになって靴を履く人がいるからです。家事をするときはおんぶをする、靴を履いたり物を拾い上げたりするときは腰を落とすなど、赤ちゃんに配慮した動作を心がけて。(読売新聞)